フリーライターなるしかねえ

社会不適合な若者の日記です

【感想】週刊少年ジャンプ 2019年32号

 早いもので2019年も折り返しましたが、先週は早速重めの風邪を引いて死んでいました。

 もともと毎週欠かさず書けていたわけでもないですが、環境の変化もあり、この感想記事も続けられるか怪しくなってきそうです。

 

 

ブラッククローバー

 巻頭カラーで人気投票の結果発表。チャーミーパイセンが思ったより高くてちょっと驚きでした。

 あれだけ絶望的に見えた強敵でしたが、仲間と力を合わせ、土壇場で限界を超えての撃破。いつも王道を往ってくれてありがとう。少年漫画万歳。

 

Dr.STONE

 アニメもなかなかの評判ですが、やっぱり夕方枠でやってほしかった……。何度でも言いますが、ちびっ子たちにこそ観てほしい。

 アップになった時のコハクたちの顔がいちいち煌びやかでちょっと笑ってしまいます。潜入組にも勝ちフラグが立っていて、また安心して読み進められますね。ドローン制御の仕組みも気になります。

 

ONE PIECE

 兎丼制圧戦もあとわずかといったところ。正体を明かして敵を慄かせるのは『水戸黄門』感があって気分が良いですね。

 一連の戦闘が覇気の修行も兼ねているのが『ワンピース』にしては珍しい展開に感じます。もともと修行編をやらないことで有名だったこの漫画ですが、カタクリ戦然り、新世界編のルフィは成長しようとする姿が描かれていて明らかな変化を感じますね。

 

鬼滅の刃

 時透さんがあからさまに死にそうでつらい。勝てるビジョンが見えませんが、逆に生き延びてくれそうだと思いたいところです。

 前に少し囁かれていた鬼化説が現実味を帯びてきているのもつらい。吾峠先生に人の心が残っていることを信じたいですね。

 

約束のネバーランド

 「もう一つの約束」はちょっと後出しのズルさが感じられてしまいますが、いかに利用してくれるか次第で評価が変わりそうです。

 扉絵から「誰やねんこいつら」感がすごい。先が気になるタイミングなので、過去編は間延びしないことを願うばかりです。

 

サムライ8 八丸伝

 9話にしてまたしてもセンターカラー。よほど大人気なんでしょう。ええ、そうなんでしょう。

 八丸が行動を起こす決意をする際によぎる父親の言動が、この物語の根幹を成す部分に思えます。父親が何者なのかも改めて気になって来ますね。

 個人的に、ヒロインの吃音がどうしても気になってしまいます。聞く(見る)に堪えないとまでは言いませんが、普通の口調にしとけばいいじゃん……と感じてしまうのが現状です。この設定でなければならない理由が近い将来やどこかにあってほしい。

 

ぼくたちは勉強ができない

 「下 さっきの水着だし」そんなわけあるか?だがそれでいい。

 でも受験期にこんなことしてんのは以下略。

 

僕のヒーローアカデミア

 ようやく、ようやくのマキア到着。これで連合の覚醒エピソードも見せ終わったということになるでしょうか。

 「“個性”は人格に直結する」が明言されたのは初めてじゃないですか?暗黙の了解だったような気がしますが。

 マキアとの戦いの中で死柄木も成長していたというのはじわじわとアツいですね。こういうの主人公でやってくれないかな。

 

火ノ丸相撲

 土俵の上で改めて対話する二人。「神」たる姿を求める刃皇に、「異形」として立ち向かう決意と闘志を見せつける鬼丸の格好良さたるや。刃皇が鬼丸を認めた上で向き合っているのも胸熱です。

 「雲龍」に対する「不知火」って、もう相撲の究極まで来てますよね。がんばれ火ノ丸、お前が横綱だ。

 

アクタージュ

 夜凪は自分をシンデレラだと自覚しているんでしょうかね。彼女の物語はまさしくシンデレラストーリーに違いないですが……。なんにしても会話がオシャレすぎる。

 王賀美を食い止める3人が、ただただ夜凪の到着シーンをお膳立てしているように見えてくるのがすごい。その場におらずとも存在を感じさせる、夜凪の主演女優オーラのなせる業だと思ってしまいます。

 

SPY×FAMILY

 『地獄楽』に続き、ジャンプラの人気作が本誌に出張。ジャンプラは月木がアツい。

 個人的には、誰にでもオススメできる人当たりの良さがこの漫画の魅力だと思っています。当然のごとく、読切も文句なしの面白さでした。構成もキャラデザも台詞も全部良い。本編の今後も楽しみです。

 

チェンソーマン

 早パイの涙もさることながら、デンジとパワーのいかにも悪友な雰囲気が印象的です。人間に魅力がありすぎるこの漫画。

 『チェンソーマン』で描かれる修行編がどんなものになるのかも楽しみでなりません。

 

トーキョー忍スクワッド

 パピヨンさん、セクシーなのはもちろんなんだけど個人的には「毛量少なくてドライヤー楽そう」という印象が強い。髪のボリュームが控えめなヒロインってちょっと珍しくないですか?

 ただ本編、強敵登場はいいんですが、そろそろ場当たり的な依頼のクリアだけでは得られる人気の限界が見えてきたところでもありそうです。工夫が見られることを期待したい。

 

ハイキュー!!

 “ドン”速攻の完成。かつての対戦相手たちがそれを讃える演出が素敵です。

 山口がここでセットを取ったら最高なんですが、決めてくれるでしょうか。むしろ、ここではしっかり決めるけど、逆にここがピークで、この先の試合では今一つ……なんてリアルなドラマが用意されていそうな気さえします。

 

呪術廻戦

 五条先生、当時から強すぎる。そして彼の一人称には、夏油の言葉が影響していた模様。過去編のこういう要素、たまらないですよね。エモです。

 伏黒を名乗る男が何者なのか、気になって夜しか眠れません。

 

ゆらぎ荘の幽奈さん

 バトルが一段落ついて、合間を引き延ばすようなお色気回。バトル展開が続いてほしくないので、これでオッケーです。

 

ふたりの太星

 居玉を貫く星のスタイルがここで初めて見えました。これはもうちょっと早く示した方が良かった気がします。とても。

 星がすごいんだかすごくないんだかよくイマイチわからない、という雰囲気が漂っているのがこの漫画を追いたくなりづらい要因のひとつだと思います。今週みたいに「すごいんだぞ」の方針で行くなら最初から無双でよかった。

 

ぬらりひょんの孫

 もとい、『神緒ゆいは髪を結い』です。キャラ崩壊レベルのホラー展開ですが、ジャンプ読者としては懐かしさを感じますね。ワードは出さないだけで、完全に「畏れ」の話になってる。

 方向転換としてはかなりの潔さなので、あとは鍵斗くんに霊的な力が見つかってしまえば文句なしです。

 

ビーストチルドレン

 補正期間を抜けるとはいえ、流石にドベ2は低すぎる。よほど1話の反響が悪かったんでしょうか。まあ、納得はしてしまいますが。

 拙さこそ目立ちますが、漫画としてやりたいことやなりたい姿は見えていると感じるので、どうにか生き残ってほしいです。いや、本来テコ入れするならこっちじゃないですか?W杯もあるんですよ?残す気がないなら何故『八丸』と一緒に始めてしまったんだ……。

 構図が良くなってからの回に対して、読者の反応が正しく得られていれば、まだ生き残りはあると信じたいです。

 

最後の西遊記

 要素がまた追加されてきて、この話ちゃんと畳めるのか?という疑念が強まって来ます。

 「感情を捨てた方が強い」周りの話を解決して終了でしょうか。打ち切りムードとしてはなかなか良いものが漂っていますね。

 

 

 

 感想は基本的にツイッターで書いて、クソデカ感情が収まりきらない時だけブログにする、みたいな形でもいいと思っています。どうするかは未定。再来週ぐらいから変わるかも。